お墓の価格を構成する要素

新たにお墓を求めようとお考えの時、大きくその予算や価格を構成する3つの要素について考えることが必要になります。まずお墓を建てる場所のための永代使用料、そしてお墓本体としての石材や工事代、そして忘れられがちですが、建てた後の墓地の年間管理料についても考慮しておかなければならない対象となります。

お墓を建てる場所、つまり墓地区画の永代使用料については、単純に都心部や都市部といった土地の価格が高い場所であればあるほど高価になり、逆に都心部や都市部から外れた場所の土地の場合は相対的にお墓の価格は安くなります。もちろん郊外等の都心部から離れた場所にお墓を建てた場合、その分お墓参りの際の利便性にはやや難が出て来る場合がありうることも考慮しなければいけません。

お墓に使用する石材の材質や原産地によっても大きく変化が出てきます。一般的に国産石材の価格は中国やインドといった外国産の石材と比べて高価であると言われています。もちろん中には例外となるものもありますが、同じ種類の石材と比べて見た場合、基本的には国産石材の価格のほうが高くなる傾向にあります。

また、お墓の広さも重要です。基本的にお墓を建てるための土地が広ければ広いほど大きなお墓になるわけですが、これはお墓に使用する石材の量が増大することを意味します。そのため、いくら安価な石材を使用したお墓を作ろうとしても、大きく広いお墓を作ろうとした場合にはそれなりに価格がかさんでいきます。

建墓後の墓地の年間管理料も、そのお墓を撤去しない限りは永久的に支払わなくてはならない費用であるため、軽んずることは出来ません。霊園やお寺さんの墓地年間管理料はそれぞれの特徴を反映した金額となっていますが、必ずしも一定ではないので、あらかじめ事前にそれぞれ毎に比較対照をし、相場的な料金の目途がわかっていれば安心です。

このようにお墓の価格を構成する要素は様々です。重要なのはお墓を建てる際にどのくらいの大きさの場所を探し、どのくらいの大きさのお墓をどのような種類の石材を使用するのか、と言ったお墓の購入計画をしっかりとまとめ、事後の管理料も含めて、お墓に詳しいプロに相談をしてみる事が大切です。

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