亡くなった方のお骨は、お墓を建てた場所に納骨することが一般的です。
しかし中には亡くなった方のお骨を、家族や兄弟等複数人が、それぞれ別の場所で管理・納骨を行う場合には、分骨と呼ばれる埋葬をすることもあります。

様々な理由によって分骨が行われていますが、その中でも一番多い理由は、「兄弟や親戚などお互いに住んでいる場所が、お墓参りをするには遠すぎることから、それぞれが自分の生活の場所にぶつ別にお骨を分けて納骨を行いたい」というものです。

お盆やお彼岸の時期に、ご家族が揃ってご先祖様や近年に亡くなった方々のお墓参りを行いたいというのが理想ではありますが、実際にはご家族全員の予定が揃い難いという問題や、ご家族同士のご事情といった問題もあることから、ご家族が皆揃ってのお墓参りは、なかなか行い難いというのが昨今の一般的な実情でもあるようです。

分骨をするタイミングとしては、火葬場にてお骨を分割する場合と、すでにお墓に埋葬してある遺骨を分骨する場合の2種類が一般的です。
どちらの場合も分骨を行う際には、どなたのお骨を分骨したのかということを示す証明書が必要となります。特に火葬場では分骨を行うタイミングが当日のみと限られている場合が多いので注意が必要です。

分骨証明書は、分骨したお骨を改めてお墓に納骨する際に必要となりますが、分骨したお骨をそのまま手元においておく場合にはこの証明書は不要となります。
しかしながら、亡くなった方にしてみれば、お墓という終の棲家に早く落ち着き大地に帰っていきたいものだ、というお気持ちもあると思われます。
従って、できればなるべく早いタイミングでお墓に納骨して、ゆっくりと落ち着いて頂けるようにしたいものですね。

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