皆様こんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。

最近ではスマートフォンや携帯電話の普及により、
腕時計を始めとした時計関連用品が売れなくなっているようです。
特に世界中でも有名な高級時計はなかなか深刻だそうで、
日本の有名時計メーカーも苦戦しているとのことです。
とはいえスマートフォンをすぐに取り出せない現場で働く人達にとっては、
まだまだ時計の需要は無くならないでしょう。

時計と言えば正確性は欠かせないものです。
時間にずれがあれば大きな問題になるので当然と言えば当然ですが、
昔の時計は正確性を確保するのが非常に大変でした。
13世紀末に造られた最初期の機械式時計では1秒の誤差が出る時間が50秒で、
つまり24時間稼働させ続けると30分以上のずれができることになります。
その後17世紀に振り子時計の登場で1秒の誤差が出る時間が5分に、
18世紀にクロノメーターの発明で8時間と時代が進むにつれて誤差が減っていき、
現在では腕時計においてはGPSによる適宜修正により10万年に1秒ずれる位に、
持ち運べませんがストロンチウム光格子を利用した時計に至っては、
10億年に1秒ずれるという凄まじいレベルの精度を実現しています。

また、今でこそ定時法が使用されていますが、
かつて日本では昔は不定時法が使われていました。
これは1日を等分して1時間とする現在の時刻制度とは異なり、
一日を昼と夜に分けてそれぞれを6等分するという時刻制度で、
季節によって単位時間の長さが変化するために、
それに対応した時計が必要だったそうです。
そのため、江戸時代ごろから現在の定時法になる明治時代頃までは、
櫓時計・尺時計・印籠時計といった日本独自の時計が数多く作られていました。
これらはすべて現在では使用には適していませんが、
美術工芸品として国内外で高い評価を得ています。