円周率

皆様こんにちは。
石の武蔵家の山本です。

本日3月14日は円周率の日です。
円周率とは皆様もご存知の通り、「3.14……」から始まる数値の事で、
元々は円の面積や円周を調べるために使われる値です。
数学のみならず物理学や工学等の数多くの科学分野で使われており、
縁の下の力持ちの様な定数と言われています。

そもそも円周率とは円周の直径に対する比率の事で、
古代エジプトやバビロニア・インド・ギリシャ等の古代文明の時点で、
既に3よりも少し大きい数値であることがわかっていました。
これは正六角形の周の長さと円周を比べることで円周率を求めていて、
そこからおよそ「3.14」を求めていた事がわかっています。
ちなみにこれは紀元前2000年頃だと言われており、
円周率の歴史の古さがこの時点でわかると思います。
その後古代エジプトやギリシャ・ローマ・インド・中国等、
歴史が進むにつれて各地で円周率の調査が進んでいき、
日本でもおよそ1700年代には小数点以下7位までの数値を求めています。
ちなみにコンピュータによる計算が行われている現代では、
2016年時点で小数点以下22兆桁以上を超える値まで計算されています。

円周率といえば2002年に円周率を3と教える事になったという内容が出ていました。
実際は現在も3.14で教えている状態ですが、
これにはゆとり教育という一連の流れの中で広まってしまったようで、
現在ではこの誤報も一通り払拭されてきてはいますが、
それでもゆとり教育の流れに対する風当たりも大きかったためか、
その後2008年には再び3.14で教える事になったそうです。

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