明石海峡大橋

皆様こんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。

去年の成人式において晴れ着が届かずに大変なことがあった横浜市ですが、
今年は特に大きなトラブルもなく無事成人式が終わったようです。
毎年一部の新成人がトラブルを起こすという事が問題となっていますが、
それでも新たに成人となった方々の今後に期待したい所です。

さて、今年成人式を迎える人たちが生まれたのは、
およそ1998年から1999年頃となります。
その中で主な出来事を調べてみると、
明石海峡大橋が開通したのが丁度この時期にあたります。
明石海峡大橋は神戸市と淡路市を結ぶ明石海峡を横断する橋の事で、
今現在も世界最長を誇る吊り橋となっています。
着工開始は1988年で完成するまでおよそ10年の歳月が費やされました。

1945年頃にこの明石海峡を横断するせきれい丸がこの地で沈没し、
死者304人という大惨事となったことから地元に架橋運動が始まります。
しかし当時はまだ技術的な問題や軍事的な問題もあって実現しませんでした。
戦後、本州と四国を結ぶ連絡橋を作るにあたってその需要が増えたため、
建設費にしておよそ5000億円を投じて作られました。
建設当時は丁度阪神淡路大震災に見舞われ、
地殻変動によって地盤がずれたために当初の全長より若干伸びてはしまいましたが、
実は着工から竣工に至るまでの施工における事故死者が一人もいなかったという、
非常に安全に配慮された工事でした。

現在ではこの明石海峡大橋は淡路島内のみならず、
本州と四国を結ぶ3本の本州四国連絡橋ルートの一つとして供用されており、
四国と近畿、更には本州の各大都市間を結ぶ交通の要になっています。

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