目黒区のお寺・寺院紹介

目黒区は東京23区のひとつで、23区内では南西部に位置しています。
1932年の10月初めに、当時の東京市内に目黒区が誕生して以来、
目黒区は東京の一部として現在まで東京都を支えてきました。
現在ではどちらかと言えば、商工業地もあるものの住宅地が多くなっています。
また、歴史的には江戸の外郭として発展してきた目黒区内には、
現在でもたくさんの地蔵菩薩とそれにまつわる様々な言い伝えがあることでも知られています。
その中でも有名なところでは駒場にあります〆切地蔵や蟠龍寺のおしろい地蔵等が有名です。
この〆切地蔵は、明治初年以前から厄除けとして人々に信仰されてきた霊験あらたかなお地蔵様ですし、
おしろい地蔵は地蔵の顔におしろいを塗って、その残りを自分の顔につけると美人になるというちょっと変わった信仰から、
主に歌舞伎役者達に信仰されていたということです。
これは歌舞伎役者達が、最もおしろいに関わりが深い職業だったという要因によるものです。

目黒区の数あるお寺の中で代表的なものを上げるなら、
やはり一番有名なのは五色不動のうちのひとつである目黒不動(瀧泉寺)が有名です。
この五色不動とは江戸幕府が、江戸の街を守るために五つの不動尊を祭らせたものだと言われています。
この五色とは古代中国から伝わる哲学思想で、木・火・土・金・水の5種類の元素からすべての物質は構成されているという説を基に、
それぞれ5種類の元素を色に当てはめた伝承や伝説を持つ不動尊の事を指しています。
その中のひとつとして、眼が黒色の不動尊が祀られたことが、
今日の目黒区の名称の基となっていることで広く知られています。

他にも目黒区内には、本堂や地蔵堂等が国の登録有形文化財に指定され、
大正天皇の生母が眠っている浄土宗祐天寺であるとか、
東京都内最古の木造建築として知られる、室町時代創建の釈迦堂で有名な天台宗の円融寺等があります。

目黒区のおすすめ寺院

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大圓寺

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